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新入社員の声

 横浜通商に入社して一年が経ちました。この一年、横浜通商で働いて感じたことを、少しだけですがご紹介します。

 この一年はあっと言う間の一年間でした。私も多くの先輩たちと同じように、大学で学んだロシア語を活かしたくて、この横浜通商に入社しました。最初は魚のことは何もわからず、社員の誰が何の商品を担当しているのかを把握する余裕さえありませんでした。

 そんな右も左もわからない状況でしたが、一か月が経ち、二か月が経ち、次第に周りが見えてくるようになると、改めて、海外を相手にしている商社の一員になったのだという実感が湧いてきました。  横浜本社では約20人の社員が、静かでアットホームな雰囲気のオフィスで働いています。最初はそれに意外な印象を受けました。「商社」というと、もっと騒がしいイメージがあったからです。
しかし、一見静かなオフィスですが、耳をすませば、ロシア語、英語、韓国語など、様々な言語が日常的に飛び交っています。届くメールも、ロシア、中国、韓国や南米など世界中の国々からからで、取引先の会社も、日本やロシアにとどまらず、全世界に広がっています。また、商談のため来社されるお客様の国籍も様々です。

 横浜通商では、社員一人一人が担当商品(魚種)を持っており、一回の取引は数千万円、時には数億円という金額になることもあります。漁獲シーズンともなれば社員は毎週のように海外へ出張し、「明日からモスクワに行ってきます」と、まるで国内出張に2、3日行ってくるかのようです。しかも、出張先でいくつもの商談をこなしてくる。そんな先輩たちがまぶしく見えました。どうやったら皆のようになれるのだろうか?いったい自分にそのような力があるのだろうか?と、周りの先輩社員に圧倒されていました。

 けれども今振り返ってみると、この一年だけでもかなり多くの経験を積み、多少なりとも成長できたのではないかと感じています。先輩社員のサポートもあり、次第に仕事を任せてもらい、出張にも行き、小さいながらも商談を任されるようになりました。

 初めての海外出張はなんとロシアではなく、アメリカのアラスカ州ダッチハーバーでした。地図を見れば分かりますが、周りを海に囲まれたベーリング海に浮かぶ島です。そこにある魚の加工工場の生産現場に、一週間、たった一人で送り出されました。 今まで見たこともない大きな加工工場、初めて見る大量の魚…。周りは外国人ばかりで、飛び込んでくる大量の情報を処理するのに必死でしたが、実際に現場を見ることで、普段扱っている商材への理解を深めることができました。また、なによりも一人で行ったことが貴重な経験になりました。そして、ここで生産されたスリミ(カニカマの原料)を、大量にロシアや周辺の国々に販売したいという強い意気込みを感じ、同時に今までにないほど緊張しましたが、大きな自信にもつながりました。

 会社は成長する機会を与えてくれます。まだまだ一人前とは言えませんし先輩方の傘の下での業務が中心ですが、二年目になり、先輩方からの信用を勝ち取り、担当業務を広げたいと強く感じています。ためらっている暇はありません。言語はもちろんのこと、魚の事、貿易の事、商談の進め方の事、日々勉強して成長していく。それが世界を広げていく材料になります。今は、一日でも早く周りの先輩社員のように会社に貢献できる人材になりたいと、業務に励む毎日です。

 新入社員であっても自分からどんどん動くことが許され、様々な仕事の機会が与えてもらえるのが横浜通商の魅力であり、特色です。最初は魚の事を知らなくても全く大丈夫です。英語やロシア語を使って世界を広げたい人、人と人とのつながりを大事にできる人、なにより自分を成長させたい人は、ぜひ横浜通商で一緒に働きましょう。皆さんを社員一同お待ちしています!

K.S (2015年度入社)



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