新入社員の声
■横浜通商の仕事の特徴は?
横浜通商の仕事の最大の特徴は、「世界を相手とする仕事であること」です。当社の業務は、主としてロシア極東の水産製品の生産者(漁業会社)や、日本だけでなくアジア、北米、欧州など世界中のお客様、また物流会社や船舶会社など、数多くの企業とのつながりによって成り立っています。
社員はそれぞれが担当する商材(魚種)を持っており、ロシアの生産者や、国内外のお客様と、電話やメールで日々やり取りをしています。また、取引先との商談や、商品の検品などのための出張も定期的に行っています。出張の内容や行先は担当業務によって異なりますが、横浜通商の社員は、事あれば世界中どこでも飛んでいきます。
■担当業務は何ですか?
私は主にスケコ(スケソウダラの卵、たらこ・明太子の原料)とスケソウダラの白子の買い付けと販売を担当しており、ロシアの生産者から買い付けたスケコの輸入業務や洋上での生産状況に関する情報収集、また白子の販売交渉などに携わっています。
スケコが日本のスーパーやデパートの店頭で "たらこ" や "辛子明太子" として並べられるまでには、漁船でスケコを生産する方々、スケコを海運する方々、スケコを吟味して買い付けをする方々、日本で最終商品を作る方々など、多くの人々が携わっています。それらの方々の思いやこだわりに触れ、また製品についての知識や経験を得ることで、自分が扱っている商品への愛着もより強まりました。 スケコだけでなく、他の魚種それぞれにこうしたストーリーがあり、その奥深さを感じることができるのも、横浜通商の仕事の面白さだと思います。
■海外研修について教えてください。
入社して2年目となる今年度、当社のカムチャッカ事務所とウラジオストク事務所にて、計8ヶ月間、研修生として働く機会が得られました。「とにかくできることからしよう」と思い、雑務から入り、事務所の社員からサポートをもらい、仕事の幅が少しずつ広がっていきました。現地の各生産社の方々との面談やコンタクトの機会も、徐々に増えていきました。ロシア人社員を伴わず1人で取引先を訪問することもありました。
訪問時の面談は基本的にロシア語で行い、漁模様や製品販売情報などについてヒアリング、時にはこちらから日本からロシアへの輸出資材の商品提案を行うこともありました。
また、商談が一段落ついたら、(面談相手の都合が許せばですが)ロシアという国全体に関することや、相手の生活や家族のことについても話題に触れるよう心掛けました。そうすることで、面談相手の仕事とは違う一面に触れることができ、相互理解が深まったように感じます。
他にも、漁船や水産加工場の内部を見学する機会も得られ、水産製品の生産のイメージを掴むことができました。今後はロシアで培った経験を日々の業務に活用していきたいと思っています。
■入社希望の皆さんへ一言お願いします!
横浜通商は社員数約30名と、決して大きな会社ではないですが、反面、自分のやりたいことを発信、実現しやすい会社です。新しい仕事を自ら創ることもできます。また、本社では社長以下全員が同じフロアで仕事をしており、風通しのよい環境にあります。そんな横浜通商で、皆さんと一緒に生き生きと働けたら!と思っています。
R.K (2015年度入社)
モスクワ事務所より サハリン事務所より バレンツ航海記
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